坊さんの話しと考えたこと
9月21日親戚の長老的存在な人が亡くなった。
あの日、カラスの鳴き声で起きたり、04:44に目が覚めたり不吉な感じはあったんだよな。
そこでお葬式に行って、骨揚げとかもやった。
そのあと、坊さんの話し。
骨揚げの正式名称は還骨なんとかという。
みなさんの前に骨になって帰ってくる。
我先や人や先、今日とも知れず、明日とも知れず
亡くなった人のことを思って、生きるということを改めて考える機会を故人が作ってくれた。
亡くなった人も今まで、楽しかったことばかりの人生ではない、そんな人はいないと思う。
今まで、悔しかった思い、辛かった思いも経験しているはず、そのことを考えながら、骨になってかえってきてくれた故人を偲びましょうというような話しをしてくれた。
今まで亡くなった人との思い出を考えたりすることはあったけれども、その人の人生の、1番の喜び、1番の悲しみ、どういう出来事があったのか考えることがあまりなかったのでなるほどなあと思った。
ちょっと近いなと思ったのは、本においても、書かれなかった思いというものは作者には存在しているはずで、編集者にカットされたりする部分があるはずで、そういう思いや考えも汲み取ったりして本を読もうと思い始めていた自分には今回の葬式の坊さんの話しは、なにかリンクしているように感じた。
その場でのその人の立ち振る舞いだけではわからない、重要な、思いというものを想像することが大事なのではないかなあと思ったのである。